インプラント審美治療

2015/04/18

右下臼歯部インプラント治療。

初診時。左から2番目の歯に異常が。

銀歯をはずすと、保存不可能な状態。

2つに分割して抜歯します。

静脈血を採取し、人工骨と混ぜます。

抜歯した部位に充填します。こうすることで治癒の促進につながります。

神経を取ってしまった歯は、トラブルが起きてしまうことが多いです。

歯根破折、根尖病巣、分岐部病変、パーフォレーション、等。

今回は、ペーフォレーションによる、分岐部病変により抜歯に至った部位に
インプラント治療をしました。

抜歯した部位に対してインプラントをする場合
1.抜歯同時インプラント
2.粘膜の治癒を待ってインンプラント

2つの方法があります。

最近は、『2』の治癒を待ってインプラントするケースが増えてきました。
『より安全に』、と考えた末の選択です。
ただし、条件が揃えば、抜歯同時インプラントでも、もちろんOKな場合があります。

大切な事は、最終的に上手くいくのはどちらか考えて、適切な方法を選択する事
ですね。
粘膜の治癒を待ってインプラントをすると、やはり治療期間が長くなってしまいますが、リスクを冒してまでするべきかどうか?という事ですね!

いろいろなケースがありますので、ぜひ一度ご相談ください。

抜歯後4ヶ月の状態

切開。

埋入窩形成。もちろん、サージカルガイドを使用。

インプラント埋入。

縫合。

最終補綴、咬合面観。

最終補綴、舌側面観。

最終補綴、頬側面観。

セラミック。

セラミック。

術前。

術後。

安部徹歯科医院 院長
安部徹

プロフィール

●出身地:福岡県 
●趣味:テニス、ゴルフ
<所属>
 南カリフォルニア大学 visiting scholar取得
 JCTD会員
 AII会員
 SJCD会員
 日本口腔インプラント学会会員
 日本顎咬合学会会員
 TSF塾
 ICOI会員

■経歴
平成9年4月ー九州大学歯学部入学
平成15年3月ー九州大学歯学部卒業
平成15年4月ー筑紫口歯科クリニック勤務
平成17年3月ーひいらぎ歯科医院勤務
平成20年10月ー宗像こころ歯科院長就任

メッセージ

医院理念 『自分自身、自分の大切な人が安心して受けられる医療(技術、衛生面、おもてなし、空間)を提供する』 診療方針 医院理念に基づき、とりあえずの治療ではなく、きちんとした審査、診断のもとに、個人個人に合わせた1口腔単位での永続性のある包括的歯科診療を行う。 『百聞は一見に如かず』治療方針や診療内容は、画像や絵を用いて説明するようにこころがけています。